- 予防歯科とは、虫歯になってしまう前に定期健診やブラッシング指導など、歯科医の専門的な知識によって予防を専門に施す医療を提供することを言います。
- これは、治療中心医療から、予防医療への移行させるという動きで、実は日本ではまだまだ意識が低いのですが、英国や北欧では、特に子供においては予防中心の医療になっていますし、大人の場合は、治療になると高額の患者負担になるので、予防管理の為に歯医者さんに通院しているのが現状で、もはや予防医療は世界の常識であると言えます。
- どんな病気や異常でも、最も良いのは発生する以前に防いでしまうことです。虫歯や歯周病の原因は歯につく汚れの中にいる細菌ですので、毎日しっかり歯磨きをして、歯についた汚れをキレイにしていれば、虫歯や歯周病は防ぐことができます。
- 日本では、健康管理のために歯科医院を定期的に利用している人はまだわずかですが、それでも、いったん歯を悪くした人が、健康管理の大切さに気づいて、歯科医院に通院し予防治療を続ける人が増えてきました。調査によると、健康管理の受診経験のある人のうち95%もの人が、今後もそのような通院を続けると答えています。
- 悪くもないのに歯医者に通う。これは一見不必要で面倒なことのようですが、その価値を知り、その気持ちよさを経験した人にとっては、まるで美容院で髪をセットするような習慣になっているのです。
お口の健康を守るために、１年に１～２回は診てもらいましょう。
- 当医院では、虫歯や歯肉炎・歯周病にならないようにする為、お口の健康を守るために、次のような医療をご提案しています。
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- お口の掃除(ＰＭＴＣ-プロフェッショナル メカニカル トゥース クリーニング-)歯石除去(スケーリング) 、口腔内クリーニング
- 個々に合った歯の磨き方の指導（あなたの口腔内に応じた清掃方法をアドバイスします。）
- フッ素塗布（歯質の強化の為）
- シーラント(予防充填-虫歯になりそうな歯のミゾにレジン材を詰め、虫歯を予防する方法です。)
- 唾液検査 － (虫歯になり易い体質かどうかを検査し、虫歯の原因菌の量を調べ唾液の渉衝能をチェックします。 )
- レーザーによる軟化歯質の硬化
- フッ素洗口
- これらはすべて、専門の歯科衛生士により、日常の歯磨きだけでは取り除けない歯石・歯垢・ぬめり(細菌群のかたまり)を専用器具で取り除き、歯の表面を滑沢にして歯垢が付きにくい、理想的な口内環境をつくるために施されます。
- これからは、大人、子供に限らず、痛いときだけ歯医者さんに駆け込むのではなく、健康的な毎日の生活の為に、お口のケアに取り組んでほしいと願っています。
- 歯の健康には予防が本当に大切です。 １年に１～２回は歯科医院に通うようにしましょう。
